Setting
「旧暦・機遇の時代」
人類文明が初めて超知性体「世界の理」と正式に接触してから、人類社会が初期の統合を完了させ、「世界の理」と協力して宇宙規模の危機に対応するという基本国策を確立するまでの、重要な歴史的時期を指す。 この時期以前、人類はすでに宇宙時代に足を踏み入れており、活動範囲は主に...
「旧暦・黄金時代」
「機遇の時代」の塵埃が収まり、地球連邦政府の旗が初めて、統一された人類の意志のもと星海に翻った時、「黄金時代」はその輝かしい序幕を開いた。「世界の理」の限定的な導きと、「尋理者」たちの主導のもと、人類文明はまるで引力の束縛から解き放たれたかのように、未曾有の高速発...
「旧暦・終章」
(第二巻「Interlude.0」と合わせてお読みください) 「世界の理」の感情を一切伴わない宣告が、侵攻の正確な日時をすべての連邦市民の魂の奥深くに刻みつけた時、人類文明が約三世紀にわたって続けてきた「旧暦・黄金時代」は、耳をつんざくような戦争警報の中で終焉を告...
「墓銘暦」
(第一巻「Interlude.3」推奨) 旧暦の最後の鐘が血と火の中で鳴り響き、人類文明最後の希望を乗せた「火種艦隊」と、一縷の生機を追う「尋理者旗艦」が、相次いで荒廃しきった銀河系から未知なる宇宙の深淵へと跳躍した時、より壮大で、より神秘的な意志が最後の選択を下...
地球連邦
人類が星間時代へと歩みを進めた後、他文明との接触は、もはや遠い仮説ではなく、現実に備えるべき課題として認識されるようになった。これに伴い、既存の国際機構は権限を拡大され、後の地球連邦政府の前身となる組織へと発展していった。しかし、各国の利害と権益をめぐる対立は根深...
新人類連邦
新人類連邦は、「火種計画」の生存者の後裔が「新生星系」へ到達した後、一連の社会的動揺と技術的変革を経て成立した、現在知られている宇宙において最大規模の人類政権である。 その政体は議会制連邦に近いが、中央政府の権限は高度に集中している。連邦の中核的なイデオロギーには...
白枝移動都市
白枝自治移動都市の前身は、新人類連邦政府によって近隣星域への遠征を目的に編成された「白枝艦隊」である。 この艦隊は数百年にわたって存在し続け、新人類連邦の版図を、かつての数倍にまで押し広げた。 艦隊司令官の地位は世襲制ではなかった。だが、その任に就く者は、しばしば...
祈理教会
祈理教会は、新人類連邦の影の下で活動する秘密組織である。 対外的には一定の宗教色を帯びているものの、その内実は、厳密な組織構造と明確な階級制度を持つ、研究を中核とした実体である。単なる独立した民間組織ではなく、連邦軍内部の「抗撃派」の中でも最も急進的な勢力によって...
欧若拉(オーロラ)
エラー
熵稷智控(エントロピー・ガバナンス)
熵稷智控(エントロピー・ガバナンス)は、新人類連邦において、ハイエンドな魔導デバイスの開発・製造、および人工知能ソリューションの提供でその名を馳せる、惑星間メガコーポレーションである。掲げている企業理念は「知性ある技術で、生命の秩序を護る」。市場において同社は、ミ...
異界
エラー
首都星系
エラー
魔法と魔力
魔法とは、「世界の理」によって人類にもたらされた特殊な力であり、「魔力」と呼ばれる物質を消費することで発現する。 魔力は熵値を安定させる性質を持つ一方で、物理法則そのものを歪める危険性も孕んでいる。魔法には、無属性、元素属性など、複数の属性が存在する。 魔力の本質...
熵値と熵値不安定性
熵値とは、特定区域におけるエネルギーの秩序性を測る重要な指標である。 魔法の使用や異界からの侵攻は、いずれも熵値に影響を及ぼす。熵値が過度に上昇すると、区域そのものが不安定化し、異界からの干渉や侵入を受けやすくなる。場合によっては、属性魔法の使用が制限、あるいは禁...
現実歪曲
現実歪曲とは、尋理者の能力のように、通常の枠組みを超えた力を行使した際に発生する副作用である。 その影響は、存在そのものの不安定化や情報化として現れる。これが進行すると「現実歪曲反噬」と呼ばれる状態に至り、重度の場合、個体の消散、あるいは現実からの剥離を引き起こす...
空の心
空の心とは、魔法使いが一般的に使用する外付けの魔力器官である。 多くの場合、武器や装飾品の形態を取っており、魔法の編纂効率と威力を大幅に高めることができる。その性質上、新人類連邦によって厳格に管理されている。