SORANORI
JP/CN
FRAG-010

地球連邦

人類が星間時代へと歩みを進めた後、他文明との接触は、もはや遠い仮説ではなく、現実に備えるべき課題として認識されるようになった。これに伴い、既存の国際機構は権限を拡大され、後の地球連邦政府の前身となる組織へと発展していった。しかし、各国の利害と権益をめぐる対立は根深く、それはついに、統一された連合政府の成立には至らなかった。

転機となったのは、「世界の理」が自ら人類へ接触し、「異界」による侵攻の脅威を宣告した時である。各国はそこで初めて、長年の対立と不信を一時棚上げし、激しい権限配分の調整を経た末に、地球連邦政府を樹立した。以後、人類は「世界の理」の協力のもと、太陽系から銀河系へと段階的に勢力圏を拡大しながら、同時に各地で防御工事の建設を進めていった。